ペアリーロード商店街へようこそ

ペアリーロード稲城商店街
ペアリーロード稲城商店街

稲城特産の梨「ペア―」と
仲良く買いもをしてほしいという意味の「ラブリー」を
掛け合わせてできた『ペアリーロード』。

元気でおしゃべり好きな店主が
新しいお客様も常連の皆様も
変わらぬ温かさで迎えいれてくれます。

ペアリーロード商店街は、昭和の面影をのこし、
そっとノスタルジアな気持ちにさせる商店街です。

商店街の思い出と未来への希望

この度、ペアリーロード稲城商店街が「GoTo商店街事業」を実施するにあたり、ご多忙の中で取り組まれている関係者・役員の皆さんに深く感謝と敬意を表します。

さて、私が子どもの頃の商店街を振り返ってみますと…、稲城にはまだ京王線が開通しておらず、街にはスーパーもなく、皆さん日常的な買い物はJR南武線の駅周辺の商店街を利用していました。駅前に行けば、八百屋、魚屋、肉屋、米屋、酒屋、蕎麦屋、寿司屋、お菓子屋、雑貨屋、薬局、床屋、洋品店、おもちゃ屋…と、今では考えられないほどたくさんのお店がひしめき合い、買い物客で賑わっていました。どの店にも笑顔の店主さんがいて、元気よく声をかけてくれました。そんな商店街に行くのが楽しみで、いつもわくわくしていたことを思い出します。

時代が移り大型店が全盛の昨今ですが、商店街はスーパーにはない魅力や役割があります。単に物を売るだけではなく、お年寄りや子どもたちの見守り、情報交換、困りごとの相談など、地域コミュニティの核として活躍されています。そして、こうした商店街の価値は、これからも変わることはないでしょう。

今回GoTo商店街事業は、新型コロナウイルス感染症の影響を払拭するためのものではありますが、この事業を通じてより多くの市民が商店街の価値を再認識してくださることを願い、市行政も応援しております。

  • 令和2年12月
    稲城市長
    髙橋 勝浩
  • 令和2年12月 稲城市長 髙橋 勝浩
困難な時代だからこそ変化をし続ける

2020年に多くの人を襲ったコロナウイルスの感染拡大。当たり前のように見ていた風景、出会った人々が突然変わった日常に対応せざるを得ない状況に追い込まれています。昭和から続いてきた商店街も、大きな打撃を受けました。

今は亡き父親の後を継ぎ、店を継いでコロナ禍でも多くの常連のお客様に支えられ、営業を続けることができています。この店が、この商店街、このまちのすべてがこれからも在り続けるためには常に動かなければ未来はありません。

改めて自分を育ててくれた商店街について思い返してみると、小さい頃に「はじめてのおつかい」でドキドキしたこと。買ったもの以上におまけをもらったこと。いらずらをして怒られたこと。その思い出のそばにはいつも商店街の方たちの笑顔と優しさが溢れていました。このまちに限らず、皆さんにもそんな忘れられない思い出が心の中に息づいていると思います。

そんな当たり前の日常をこれからも守っていけるように、今まで支えてくれた商店街の方たちへの感謝とともに、これから先の未来を守っていってくれるであろう子どもたち一人ひとりにペアリーロード商店街のことをこの一冊を通じて思い出してもらい、もっと好きになってもらえたら嬉しいです。

  • 令和2年12月
    ペアリーロード稲城商店街会長
    ヘアーサロンタナカ
    田中 学
  • 令和2年12月 ペアリーロード稲城商店街会長 ヘアーサロンタナカ 田中 学